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現在就職活動真っ盛りで、卒論にも日々追われつつ、アルバイトもしている現役大学生が、自分の就活話を中心に展開していきます。だいたい就活で、合間に卒論、時々バイトです。

面接だけが関門じゃない。

『ふるいに掛けられる』


何がって、就活生が、なんですが。

就活って、知っての通り「合否」があります。合否があるから内定者とそうでない人とが最終存在するわけで、いつの時代も「合否」というものは付きまとってくるものです。


面接にも「合否」があるのは周知だと思います。

だから一次通ったー!とか、二次通って次最終だ〜!とかあるんですね。

でも、面接だけじゃない。ってことを、知ってる人は知っていると思います。


それは「書類選考」と「筆記もしくはweb試験選考」


私が面接を受けて来た中でも、これらの選考はありました。

なぜこんなものが存在するのか。

私も当時謎めいていましたが、これ、実はふるいに掛けられてるんですよね。

特に大手となると、志望者数はドドドッ!と多くなります。すると、まずそういうところで一旦数を落とさないと、企業側は面接まで手が回らない。

だからまず、大手には大凡「書類選考」があります。それから大体webテストが付いてきて、そこでもさらに落とされます。

つまり、二つの壁を超えてやっとのことで「言葉」で持っての就活ができるんですね。


対する中小、人材、あと外食産業あたりは結構この「書類選考」というものが少ないかなと思います。

しかし代わりに選考途中、もしくは最終前に、「webテスト」や「SPI」の試験を投入してくるかなと感じています。

なぜ途中に導入してくるかは分かりませんが、なぜか投入してきます。

しかし通過の壁は面接を除くとテストくらいなので、大手よりはまだ壁が薄いかなと感じています。

 

就活って、確かに「声」と「言葉」で「自分という人間」を相手に伝えていくわけですが、それだけじゃあ超えられないものがあるんですよね。


それがさっきから言っている、「書類」と「試験」


試験については、ぶっちゃけこれは数をこなすしかありません。

非言語と呼ばれる数学関係。言語と言われる国語関係。なんの贔屓目かわかりませんが、多くは非言語が7だと言語が3くらいで、圧倒的非言語優勢なんです。実は私、数字が大の苦手人間。だから中学からずーーっと、数学というものが苦手で苦手で仕方なかったんですね。

まぁ苦手なりにそれなりの努力はしてきた(つもり)なんですが、大学を選んだ時は、

「もう数学とはおさらばじゃ!!!!」

的な心境で文学部を選んだところありありです(動機が不純)


そんな私が大学生活を過ごし、残りの大イベント!!卒論と就活!!その就活が先にやって来たぞ!!となった時、愕然としました。

「なに……?数学だと……??」

これほんと笑い話ではなくて、苦手な人間からすると壁です。分厚い壁なんです。えげつないんです。


だから私のように根っからの文系で根っからに数字無理な人は、SPIやwebテストには早い目に取り組んでおきましょう。

これらは数をこなせば慣れが出て来ます。けどしなきゃ一向にテストでは不合格、面接にすら行けません。

そんなの、悔しいですよね?

だから今からでも良いので、こやつらには手をかけておきましょう。


正直「成績で人の良し悪し決めるなよ!!!」という気持ちはふんだんにありますが、あるもんは仕方がない。受け入れて、受けて立ちましょう。

これが地道なる試験への対策です。

 

次に「書類」ですが、これもある意味地道。

というか、就活は基本地道にした人間が最終早い目に姿を消し、スーーと終わっていきます。

地道な努力が勝つんです。

私も「書類」はこねくり回しました。一発で出来たZEとか、そんなかっちょいーこと言いません。

何回も書き直しましたし、めちゃめちゃ考えました。


ではその中身はどこから出して来たの?というと、何記事か前の記事に書いた、

「自分の行動や感情を中心に、線を飛ばして広げていく」

あそこから拾い集めて、くっ付けては剥がしてを繰り返して作り上げました。


これはその記事の中にも書きましたが、自分が行動を起こす、もしくは感情を抱くには、なんらかの「根元」があります。

つまり自分を突き動かす「何か」

本ではこれを「欲求」と書いていたと思いますが、人間、そういう行動や感情を抱くにはなんらかの「理由」があるんですね。

理由がなきゃ人の心は動きません。理由がなきゃ、人は行動を起こそうしないものです。

何か、「理由」や「根源」があるから、人は動くしその感情を抱くんです。


書類には、そんなあらゆる角度から、その人がどんな「理由」で、どんな「欲求」を持って動くような人なのかを問うて来ます。

その時に、「自分がどんな理由で、どんな欲求を持つから、こう動くのか」ということを分かっていないと、書類上に散らばる設問への答えは散り散りバラバラ。つまり主軸が通っていないことになります。

すると面接官も人事の人も、書類上の「貴方」がどんな人なのか分からない。こういう人なのかな……?という想像も付けにくい。


だから、書類上ではすべての設問に対して一貫性を持たせましょう。

いわゆるぶれない軸です。

軸があれば、人は何度でもそこに立ち返れます。

就活では、そしてきっとこれからの社会でも、その主軸は大事になってくる。

「何故それをするのか?」「何故そう思うのか?」の「根源」になりますからね。

そしてその根源や欲求、理由は、ノートを書くことで見えてきます。メモを書いていく中でも、見えていきます。


だからとりあえずこの時期は、

「書く」ことと、「問題を解きまくる」ことをしていきましょう。

インターンシップに行くより得られるものが十二分にあると思いますよ。

 

とにもかくにも「書類選考」や「試験」で落ちるなんてもったいない!!

時間のあるときに取り組めるものには取り組んでおく!

そしてちゃんと、僕俺私のアピールは面接で!

そしてそして面接では、「自分」の「言葉」できちんと相手の「信用」をググイッ!と勝ち取っていきましょう!!