最終面接、今までのスタイルで行っていませんか?
『アピールは終わり』
この時期にもなると、人によっては最終面接が迫って来ていたり、最終何個か終わったけど、まだ控えています!な人や、もう何個か次が最終です!なんて人も出て来ているように思います。
かく言う私も、最終面接があったり、はたまた迫っていたりとしているところです。
私の第一回就活最終面接ピークは五月でした。
それはもうスケジュール帳には
「今日どこどこの面接」
「明日はここの最終」
「この週のこの日にはあそこの最終」
という感じで最終選考のオンパレード。
そしてそこで会う人というと、大体が社長か代表取締役。もしくは人事のトップの責任者。
その大体がおじさん攻めです。
まぁ別におじさん攻めなんだよということが特別大切なのではなく、つまりそれまでの一次、二次、三次で会う方々とは違う、ちょっぴりグレードアップした、所謂ある部署のトップや組織のトップの方と会うことになるんですよね。っていう話なんです。
そうなると、人って可笑しな話で急に緊張して来たり、肩に力が入って伝えたい言葉を伝えきれない。
なんてことになっちゃったりするもんです。
けど最終面接って、もう「自分を知って!」や「私僕ってこういう人間なんです!」を伝える場じゃないんですよね。
一次を超え、二次に来て、三次があるところは三次まで来て、そして迎える最終面接。
そこまで来ると企業はもう
「うん!素敵な人だね!」
くらいまで来ていたりする。
となると、もう最終面接で私を知って知って!アピールをしたところで、企業は合格兼内定の判は押してくれない。
じゃあどうしたらその合格兼内定の判子を企業側がえいや!と押してくれるのかというと…、ただただこれだけです。
『本気』
これなんです。
繰り返しになりますが、企業はもう最終面接まで来た学生の人間的な部分や、考え方な部分において、『素敵だね』『うん、いいね』と思ってくれています。
だから最後の面接場へ招待してくれているんです。
勿論受けるか受けないから自分自身。自己判断になっていきます。
そして受けることを決めて、最終へ赴くのなら、伝えることはただ一つなんです。
それは、
「僕私とあなたが一緒になったら、の未来」
これを伝えるのが、最終面接です。
そこにプラスして本気を持って立ち向かうこと、それが最終では大切になるんです。
一次から二次、もしくは三次までは、掛けられる質問に答えるだけでした。
でも最終は、「貴方と私。合わさったらこんな風になると思いませんか?」「私や僕が入ったら、こんな風になって、こんなことをやっていきたいと思っているんです。だってここにはそういう環境があるでしょ?」って、言う場なんです。
なのに最終まで来て下から行ってちゃそりゃあ内定の判子も、合格の判子も貰えやしません。
だから最終面接には、
貴方と私との未来を描くこと。
そして精神論にも根性論にもなりますが、それでも大事になって来る『本気』を持って、立ち向かうこと。
これだけなんです。
そのためには企業のことをきちんと知る必要もありますね。
けど、最終まで来た人ならそれまでの一次二次もしくは三次に尋ねた質問の中にもたくさんの企業の情報はあるはずです。
なんたってその質問は、
『僕私が好きだな、居心地がいいな、頑張れる環境だなと思える環境があるかな?』を知るためのもの。
そこで得た情報と、もちろん最終までに調べ尽くした企業の情報。
それらを合わせて、そして未来を描き、本気で伝える。
これが、最終面接への向き合い方なんじゃないかと私は思います。
私も近々また最終を控えています!
その日までに私も企業の情報、そして相手との未来を描き、そして『本気』を持って。
当日までにしっかり準備をして立ち向かおうと思います!!