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現在就職活動真っ盛りで、卒論にも日々追われつつ、アルバイトもしている現役大学生が、自分の就活話を中心に展開していきます。だいたい就活で、合間に卒論、時々バイトです。

マナーとか、気にしてません?

『そんなちっちゃいこと気にしない』

 

就活が始まると急に耳にしだして気にし出すもののトップ10か5にこれ、入ってませんか?


ズバリ、「マナー」


なんか急に言い出して急に「ちゃんとしなきゃ!」とか思いだして、

「ノックは三回!」とか「お辞儀は45度!」「足は揃える!」とか、そんなものすごくちっちゃいこと気にしてません?


私としては、就活始まったからって急にそんなところを気にしだしたって無駄だと思うんですね。

だってマナーというか、そういうのってほとんど無意識のうちの行動だと思うからです。

誰かと話すときは目を見るとか。きちんとあいさつをするとか。笑顔を忘れないとか。

そういうの、逆に意識してするようなことなんでしょうか?

これは別に就職活動の場だけで生きるものでも、使われるものでもありませんよね?


アルバイトをしていても、これから社会に出ても、自然と必要になってくるし使われていくものです。

それを今や!!!みたいな感じで急に取り入れだしてぎこちない様を見せるのは、逆に「あ~~就活病にかかってるな~~」と思わざるを得ません。


何度も言ってるし、私自身もめちゃくちゃ痛感していることは、就活って自分のそのまんまを出すような場所なんです。

そのまんまの自分の考えや感情、そして事実を話の中で知ってもらって、それで信用を獲得していくものなんです。

なのに今さらにそんなちっちゃいマナーな面を必死に繕って、そこに意識し過ぎてそのまんまの自分を出せなかったら本末転倒です。

マナーで受かるなら、そういうことに特化してきちんとしてる学生さんはみんな受かります。


でも面接って、そういうのじゃないんですよね。

私はそれをほとほと感じます。

企業が学生に魅力を感じるのは、その話し方や、論理性。

つまり「私ってこういう人間です!だからこういうことをしてきました!だってこう思ったし、こう感じたから!」「そういう私ってこういう環境がいいし、こんな環境だと活躍できると思うんですよね。で、そういう環境がここにあるじゃないですか?だから受けてるんです!」って、ちゃんと言えてるから「あ~いいね。自分のことよく分かってるね」に繋がるんです。


そこをちゃんと相手に言葉として伝えられずにマナーなんてところでもだもだしていたら、そりゃもう……魅力を感じられますか?

私はあんまり感じられません。


ノックなんて別に二回でもいい。

髪色にわざわざ金を払って髪を痛めて黒色なんかにしなくていい。

ちょっとカバンの持ち手がボロボロになってきたからって、新しいの買わなくてもいい。

チャックを開けっ放しにしたまま席に座ったっていいんです。(私は意識して鞄のチャックを閉めた記憶はそんなにないですし、そもそも値段の割にほぼ入らない就活鞄の機能性に問題があると思ってます)

笑顔の練習なんてしなくていいから、普段のあなたが見せてる笑顔をそのまま出していけばいい。

膝の上に揃えて手なんてずっとこさ置いておかなくていいです。話し始めれば自然と手は動くし、私はめちゃめちゃ身振り手振りで話していました。(でも落とされるなんてこと正直一度もありませんでした)

 

面接って緊張もするし、表情が硬くなるのもわかります。 でも、面接官の方だって、きっと緊張していると思います。

どんな子なのかな、とか。どんな風に尋ねようかな、とか。どんな風に聞いたら、今日の子がどんな学生なのか分かるかなって。

考えて考えて、貴方の目の前に座ってくれるんです。


何も緊張は貴方だけじゃありません。

それでもやっぱり緊張してまうやん!!って人は(こんだけ言ってるけど私はそういう質です)、目の前の人とお喋りしに来ているんだって思えばいいです。

所謂、社会人とお友達になりに行く感じ。そしたらちょっとは肩の緊張もほぐれて、自然と笑えて、自然と手も動いて、あっという間に時間は過ぎていきます。


ノックやら髪色やらカバンやら手の位置やら。

そんなちっちゃいマナーなんて気にせずに、いつも通りの自分でいきましょう。

ぶっちゃけ、そんなところを細々と気にしているより、よっぽど相手は笑顔で話してくれる学生さんと話す方が、楽しいと感じてくれていると思いますよ。


自分を知って、自分のドライブがかかる瞬間を知って、どんな欲求を持って動いて、どんな環境を自分はいいな、好きだなと思えるのかを知る。(詳しくはネットでも本屋さんでも買えます、あの本を買ってください)

マナーよりも大事なのは、圧倒的に「自分を知る」こと。これ一択です!