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現在就職活動真っ盛りで、卒論にも日々追われつつ、アルバイトもしている現役大学生が、自分の就活話を中心に展開していきます。だいたい就活で、合間に卒論、時々バイトです。

『質問ありますか?』でもアピールじゃ!

『貪欲に行こう!』

 

面接を受けてると、企業の人達は必ずこんなことを聞いてくれると思います。


「じゃあ私たちからはこれくらいで、何か聞きたいことはありませんか?」


コレです。

いわゆる質問タイムというやつですね。

無い企業はほぼ無い。必ず聞いてきます。


これなんでなのかな〜?って私も考えました。もちろん本にも載っていましたが、私なりにもちょっくら考えてみようと思って、考えてみました。

それで考え付いた先は、

「質問だって面接の一部だ」ということです。

つまり何?という方にもっと噛み砕いてお伝えすると、


「質問をすることで、自分が働きたい環境・条件が今受けている企業にはあるのかどうかを、今度は学生側が確認する」


ことを指すんだと思ってます。

だから質問だって面接の一部。自己PRの一部なんです。


基本面接というのは、企業から質問を投げかけられます。それに対して学生側が「自分」のことを軸にして話していきますね。「他人」の話をしたところで意味ないので、これはうんうんと頷いてもらえるかなと思います。

それは質問だっておんなじだってことを、お伝えしたいわけなんです。

急にシフトチェンジされて自分が聞く側になったぞ!ってなった途端に面接終わり!!!みたいな感じになるかもしれませんが、ぶるぶるぶるぶる(首を横振り)


質問だって見られているんです。立派な評価の一部なんです。

だからそんな時に、

「一日のスケジュールは〜……」とか

「お給料ってどれくらい……」とか

「残業って〜〜……」とか

「入社する前にしておくことって何かありますか?」とか。

これ自分が聞かれたらどう評価しますか?

しづらくありません?私猛烈にしづらいです、あちら側の立場になると。

そんなのは、最終の内定者面談で教えてくれます。懇切丁寧に端から端まで。

なのに面接の過程で、しかもまだ一次二次とかそのあたりで。まだそこを通るかもわからない企業のそんなことを知ってどうするねん????っていう話なわけです。

あと入社する前にしておくことって、の質問は私も説明会や一次でグループ面接の時の誰かが聞いたりしていますが、大凡九割の企業の方々はこう言います。


「今が一番思いっきり遊べるときだと思うから、今できることを今いっぱいしておくことかな」


そりゃそうだと思う。

私には九つ離れた兄がいるのでよくよ〜く分かりますが、遊ぶ時間ZEROです。

結婚したら更にマイナスZEROになってました。

土日なんて疲れて寝る→終わる。

知ってる先輩なんかもそんな感じです。

「お金はまぁ、学生時代に比べたらあるけど、遊べる時間は確実に減るかな」


ほほーそんなもんか。

それを知ったら社会人になるまでの間にしておくことって、必然的に「遊ぶ」なんですよね。

だからその質問も、企業の方からすると「会社」についての質問には該当されません。


では何を基軸に質問をするのか。

そもそも何を質問したらいいのか。

分かる人に分かり、分からない人には分からない(馬鹿にしてません、本当です)


それは、

「この企業には、私僕がこんな環境がいいな〜!とか、こういう風に成長していきたいな〜って思える環境があるかどうか」です。

 

今までを振り返っても、居心地のいい環境と悪い環境と、必ずあったんじゃないかと思います。

そういうのって、どうしてそう思うんでしょう?

人にとって必ず違いますよね。


わいわいしてるところが好き。

一人で黙々と出来る環境がいい。

みんなと力合わせられるようなところってやる気出てくるからいいな〜。

ライバルがいると燃えてくる!


逆に、

真っ向からやり方否定されるようなところはやだなぁ。

意見とか提案出したくても、聞いてもらえないとなんかやる気無くす。

固すぎる空気って合わない!

緩すぎるの苦手だなぁ。


ほらほら、ありますよね。

そういう、

私僕が好きな環境、居心地のいい環境、成長できそうな環境と。

僕私が嫌いな環境、居心地の悪い環境と。成長できなさそうな環境と。


ないとは言わせません(誰目線)

質問って、そういうものを学生側が確認するための、知るためのものなんです。

すると、「お、この学生自分のことわかってるな〜」であったり、「うんうん、らしい質問して来てくれてるね」と、自然と質問前までの「貴方」と「質問」がリンクしてくる。


質問だって良い意味で、自分のためにも貪欲に。

質問だって面接なんだよってことを忘れずに!